天皇杯の視聴方法は全部で5つ!決勝以外も地上波での放送はある?

ぴりおだ(@perilog00)です。

サッカーの天皇杯が見たいんだけど、どうしたらいい?

今回は、こんな疑問にお答えします。

この記事からわかること
  • 天皇杯の視聴方法は全部で5つ
  • 全試合視聴する方法はない
  • 視聴方法の選び方

天皇杯の視聴方法は全部で5つ

天皇杯をテレビ・ネットで見る方法には、次の5つが存在します。

テレビ

  • スカパー!サッカーセット
  • NHK-BS
  • NHK総合

ネット

  • SPOOX
  • JFA-TV

この中であまり耳馴染みがないのは、JFA-TVなんじゃないかと思います。

JFA-TVとは、

日本サッカー協会(JFA)の公式YouTubeチャンネル

のことです。

日本サッカー協会の公式HP内に専用のページが設けられています。

JFA TVのYouTubeページ

出典:「JFA TV」YouTubeチャンネル

JFA-TVで配信される天皇杯の試合は主にダイジェストなのですが、過去にフルタイムで試合配信をしたこともあるのでここでは対象に加えています。

天皇杯の全試合放送・配信はない

天皇杯は、国内3大タイトルの1つに数えられる大会です。

しかしながら、天皇杯を全試合フルタイムで放送・配信してくれるところはありません。

既にご紹介した5つの視聴方法の、2021年度の放送・配信状況は次の通りとなっています。

スカパー!サッカーセット
  • 1~3回戦から準々決勝まで注目試合を放送
  • NHKが放送する試合は録画中継
NHK-BS
  • 2回戦~準々決勝まで放送
  • 放送は各1試合
  • 生中継
NHK総合
  • 準決勝、決勝のみ全試合生中継
SPOOX
  • 準々決勝まではスカパー!サッカーセットと同じ
  • 準々決勝以降は配信なし
JFA-TV
  • 過去に1回戦をライブ配信した実績あり

2019年度まではスカパーでベスト16以降の全試合放送・配信があったのですが、2021年度からはなくなってしまいました。

2022年大会の放送・配信予定

スカパー、SPOOX

4回戦
  • 7/13(水)18時   鳥栖 vs 甲府
  • 7/13(水)18時30分 名古屋 vs C大阪
  • 7/13(水)19時   鹿島 vs G大阪
  • 7/13(水)19時   神戸 vs 柏
  • 7/13(水)19時   群馬 vs 広島
  • スカパー!プレミアム、SPOOXは全試合LIVE放送・配信。

NHK-BS

4回戦
  • 7/13(水)19時   東京V vs 磐田

天皇杯はNHKが共催になっている

NHKと重なった場合、スカパー!の方が録画中継になってしまうのは何故?

天皇杯は、NHKが共催となっているからです。

出典:JFA公式HP

日本サッカー協会(JFA)のHPにも、上のようにしっかり記載があります。

ここで言うNHKとは、当然ながら

  • NHK-BS
  • NHK総合

の両方です。

この影響が大きいのは、準決勝以上ですね。

準々決勝までならNHK-BSが1試合放送するだけなのですが、準決勝以上になると、NHK総合の全試合生中継になってしまいます。

NHK総合は、日本国内でテレビさえ持っていれば誰でも視聴できてしまいますからね。

そこが生中継をやるとなると、録画中継になってしまうスカパーはかなり分が悪くなってしまいます。

天皇杯を全試合視聴可能な方法がない、2つの理由

どうして天皇杯には全試合視聴する方法がないんだろう? 同じ国内3大タイトルのJリーグやルヴァンカップには全支配放送や配信があるのに

理由として考えられるのは、次の2つです。

  1. 1、2回戦の試合数が多いため
  2. アマチュアチームが含まれているため

全試合放送・配信がない理由1:1、2回戦の試合数が多い

Jリーグやルヴァンカップと違って、天皇杯はJリーグに加盟しているプロクラブのみが参加する大会ではありません。

アマチュアチームも参加可能で、2021年度の場合、本大会には何と90チームが出場します。

そのため、試合数も非常に多くなります。

天皇杯の試合数(2021年度)
  • 1回戦  :26試合
  • 2回戦  :32試合
  • 3回戦  :16試合
  • 4回戦  :8試合
  • 準々決勝:4試合
  • 準決勝 :2試合
  • 決勝  :1試合

2回戦の試合数が1回戦より多いのは、J1の全クラブとJ2の一部クラブが1回戦をシードされているためです。

1回戦だけで、26試合

2回戦に至っては32試合もあります。

各ステージは基本的に1日もしくは2日で開催されますから、これらをすべて放送・配信しようと思うとかなり大変です。

J1リーグ、J2リーグすべて合わせても、1節の試合数は21ですからね(J1が10試合、J2が11試合)。

天皇杯の1回戦、2回戦が、いかに試合数が多いかおわかりいただけるかと思います。

全試合放送・配信がない理由2:アマチュアチームが含まれている

もう1つの理由は、大会参加チームにアマチュアが含まれているためです。

個人的には、こちらの理由の方がメインなんじゃないか、と思っています。

天皇杯はアマチュアも出場可能な大会ですから、当然アマチュア同士の対戦や、プロ対アマチュアの対戦も行われます。

ただ、そうした試合はどうしてもプロ対プロの対戦と比較すると、見劣りはしてしまいますよね。

プロ対アマチュアの場合でも、プロ側が大きくメンバーを落としている、なんてケースはしばしばあります。

そうした状態で全試合中継をやるとなると、魅力に乏しいプロ対プロ以外の試合を多く中継することになってしまいます。

放送・配信側としては、そうした試合の中継は避けたいところでしょう。

そこで、ある程度ステージが進んで、プロ対プロの対戦が多くなってきた段階からの全試合中継にする、ということになったのではないか、と思われます。

天皇杯視聴方法の選び方

天皇杯を、全試合見る方法がないのはわかったよ。で、5つある視聴方法のうち、どれを選べばいいのかな?

おすすめは、「目的に応じて、複数の視聴方法を組み合わせる」方法です。

できるだけ多くの試合を見たいなら「スカパー! → NHK総合」

「できるだけ多くの試合を見たい」という方におすすめの視聴方法は、スカパー!とNHK総合の合わせ技です。

  • 準々決勝まで:スカパー!
  • 準決勝以降 :NHK総合

という組み合わせで、準々決勝までの注目試合を押さえることができまるからです。

なお、ここでスカパー!は、

  • スカパー!サッカーセット
  • SPOOX

の両方のことを指しています。

この2つのうち、どちらを選ぶかは

  • 画質
  • 価格

のどちらにこだわるかで変わってきて、

  • 画質重視→スカパー!サッカーセット
  • 価格重視→SPOOX

となります。

スカパー!の料金比較

基本料金月額利用料
スカパー!サッカーセット429円2,480円
SPOOX2,480円

応援しているチームの試合だけ見たい!という方は「NHK-BSを基本に、必要に応じてスカパー契約」

「応援しているチームの試合だけ見たい」という方におすすめなのは、 NHK-BSを基本に、必要に応じてスカパーと契約する方法です。

これだけだとピンとこないかもしれませんが、やることはいたってシンプル。

  • NHK-BSで見たいチームの中継がある → NHK-BSで視聴
  • NHK-BSで見たいチームの中継がない → スカパーと契約

これだけです。

この方法の良いところは2つ。

  1. NHK-BSを優先しているので、生中継で視聴できる
  2. スカパー契約が不要の場合、コストが抑えられる

なお、この方法が有効なのは、NHK-BSで放送がある2回戦から準々決勝までです。

準決勝以上は、既に何度もご紹介している通りNHK総合一択になります。

なお、どの試合がNHK-BSの中継対象となるかは、NHKや日本サッカー協会のHPで確認できます。

とにかくお金をかけたくない!という方は、準決勝以上だけをNHK総合で

NHK-BSもスカパー!も金がかかる! とにかくお金をかけずに天皇杯が見たい!

という、コスト優先で見られない試合があっても仕方がない、という方は、NHK総合で準決勝以上の試合を楽しみましょう。

応援しているチームがある場合は、準決勝まで勝ち上がってくれることを祈るのみ、ですね。

天皇杯の視聴方法:まとめ

本記事では、天皇杯の視聴方法についてご紹介しました。

アマチュアとの対戦で、プロ側がメンバーを落とすことがある、と書きましたが、そうした普段のリーグ戦では見られない選手のプレーが見られる、というのも、天皇杯の一つの楽しみ方だったりします。

そういう意味でも、

NHK-BSとスカパーの合わせ技で、応援しているクラブの試合を漏れなく視聴する

というのがいいんじゃないかな、と個人的には思います。

準決勝以上は地上波でやるんだから、それが一番おトク!

と思われる方もいるかもしれませんが、そこまで勝ち残れる保証はどのチームにもないですからね。

準々決勝より前に負けてしまったら、その年は応援しているチームの天皇杯での試合をまったく見られない、ということになってしまいます。

今回は、以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

アニメとサッカーを見るのが好き。
累計視聴数は400本を超えていて、今も増え続けています。

作品を見て、感じたこと、考えたことを書いています。