UEFAネーションズリーグって、どんな大会? 放送・配信はある?

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ぴりおだ(@perilog00)です。

今回は、2018-19シーズンから始まったヨーロッパの代表チームによる大会、UEFAネーションズリーグを紹介します。

この大会、代表選手や、選手を送り出すクラブ側からは批判的な声もあるようですが、個人的にはなかなか有意義な試みだと思っています。

アジアで同じことをやってみるのも、アリなんじゃないかと。

詳しく、見ていきます。

この記事からわかること
  • UEFAネーションズリーグとは
  • UEFAネーションズリーグの大会方式
  • UEFAネーションズリーグの視聴方法
目次

UEFAネーションズリーグとは

UEFAネーションズリーグとは、

西暦偶数年~翌年にかけて開催されるヨーロッパの代表チームの大会

です。

西暦偶数年という、何だかわかりにくい条件が付いているのは、この大会がW杯とEUROの間に開催される大会と位置付けられているからです。

イメージは、こんな感じですね。

大会
2018W杯
2018-2019UEFAネーションズリーグ
2020EURO(実際は2021年に開催)
2020-21UEFAネーションズリーグ
2022W杯
2022-23UEFAネーションズリーグ
2024EURO

なお、UEFAネーションズリーグはW杯やEUROと違って、特定の開催国で短期間のうちに行われる大会ではありません。

イメージとしてはUEFAチャンピオンズリーグやUEFAヨーロッパリーグに近く、リーグ戦はホーム&アウェー方式で行われます。

(決勝ラウンドに当たる「ファイナルズ」のみ、1つの国で集中的に開催されます)

試合は、選手の拘束権が代表チームに与えられる国際Aマッチウィークを利用して行われます。

なぜ、UEFAネーションズリーグが始まった?

UEFAネーションズリーグは、前項でも紹介した通り国際Aマッチウィークを利用して行われます。

W杯やEUROといったビッグトーナメントの予選は、基本的にこの国際Aマッチウィークに組み込まれるのですが、それだけですべての国際Aマッチウィークが埋まってしまうわけではありません。

空いてしまった日程に、これまでは親善試合が行われていました。

ただ、この親善試合、あまり評判が良くなかったんですよね。

「代表チームの親善試合は、強化の役に立たない」

というのが、各国サッカー協会の関係者の声として多かったようです。

そこで、代表チーム強化のために、役に立たない親善試合をなるべく減らして、もっと多くの真剣勝負の機会を設けよう、問うことになりました。

その結果として新しく設立されたのが、UEFAネーションズリーグになります。

余談ですが、この親善試合に関する問題意識は、日本にも共通しているんじゃないかと思います。

親善試合って、「どう見ても相手は本気じゃないな」というときがしばしばありますからね。

そういう試合って、「本当に強化に役立っているのかな?」と疑問になることがあります。

アジアにネーションズリーグを設けるのも、おもしろいのではないかと思うのですが……

UEFAネーションズリーグの大会方式

UEFAネーションズリーグには4つのカテゴリがある

UEFAネーションズリーグは、UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)に所属する55の国・地域(サッカー協会)すべてが参加する大会です。

ただ、55チームすべてでリーグ戦をするわけではありません。

UEFAネーションズリーグでは、参加チームを実力に応じた4つのカテゴリに分け、各カテゴリ内でさらにグループ分けをして、リーグ戦を実施します。

リーグA
  • 最上位カテゴリ
  • チーム数は16
  • 4チームずつ、4つのグループに分かれてホーム&アウェー方式のリーグ戦
  • 各グループ1位はファイナルズ進出
  • 各グループ4位(最下位)はリーグBに降格
リーグB
  • チーム数は16
  • 4チームずつ、4つのグループに分かれてホーム&アウェー方式のリーグ戦
  • 各グループ1位がリーグAに昇格
  • 各グループ4位(最下位)がリーグCに降格
リーグC
  • チーム数は16
  • 4チームずつ、4つのグループに分かれてホーム&アウェー方式のリーグ戦
  • 各グループ1位がリーグBに昇格
  • 各グループ4位(最下位)がプレーオフを行い、敗れた2チームがリーグD降格
リーグD
  • 最下位カテゴリ
  • チーム数は7
  • 4チームと3チームの2グループに分かれてホーム&アウェー方式のリーグ戦
  • 各グループ1位がリーグCに昇格

リーグA、B、Cのチーム数は同じ

リーグAからリーグCまでの参加チーム数・グループ数は同じです。

チーム数は16で、4チームずつのグループが4つ。

リーグDのみチーム数が7になり、グループも3チームと4チームの2つとなります。

リーグCだけ降格条件が異なる

UEFAネーションズリーグにはカテゴリ間の昇格、降格も存在します。

  • 各グループ1位が自動昇格
  • 各グループ4位が自動降格

が基本ですが、リーグCの降格条件だけは、少し違っています。

リーグCだけは、各グループ4位の4チームによるプレーオフが行われるからです。

敗れた2チームだけが、リーグDに降格となります。

これは、リーグDがそもそも2グループしか存在しない(=入れ替え対象となるグループ1位が2チームしかない)ことが理由と思われます。

なお、当然ですが最上位リーグであるリーグAからの昇格はなく、最下位リーグであるリーグDからの降格も存在しません。

ただ、リーグAのグループ1位チームにはUEFAネーションズリーグのファイナルズが待っています。

UEFAネーションズリーグ・ファイナルズ

UEFAネーションズリーグでは、決勝ラウンドを「ファイナルズ」と呼びます。

ファイナルズに進出できるのは、最上位カテゴリであるリーグAで、各グループ1位となった4チーム。

この4チームがファイナルズの開催国に集まって、1回戦制ノックアウト方式(1発勝負)のミニトーナメントを実施し、勝ち抜いたチームがUEFAネーションズリーグ優勝の栄冠を勝ち取ることになります。

なお、ファイナルズでは、決勝の前に3位決定戦も行われます。

UEFAネーションズリーグの歴代優勝チーム

UEFAネーションズリーグは2018年に始まった大会なので、まだ歴史は浅いです。

2018-19シーズンに行われたのが第1回大会で、優勝はポルトガルでした。

第2回に当たるUEFAネーションズリーグ2020-21は、2021年10月にファイナルズが開催される予定になっています。

W杯予選やEURO予選との関係

「親善試合に代わる真剣勝負の場」として設けられたUEFAネーションズリーグですが、独立した、ただの新しい大会というわけではありません。

というのも、UEFAネーションズリーグはW杯やEUROの予選と関係しているからです。

EURO2020
  • 予選で本大会出場権を獲得したチームを除いた各カテゴリの上位4チームで、ノックアウト方式のプレーオフを実施
  • プレーオフを勝ち抜いた4チームがEURO本大会の出場権を獲得
2022W杯
  • UEFAネーションズリーグの上位2チームが、予選プレーオフに出場

各カテゴリにEURO出場権が与えられる

EURO2020の出場枠は24で、このうち20は予選を勝ち抜いたチームに与えられました。

残りの4枠は、プレーオフで決定。

そしてこのプレーオフ出場チームが、EURO予選の成績ではなく、UEFAネーションズリーグ2018-19のカテゴリと成績で決められました。

具体的には、次のような感じです。

  • リーグAからDに1つずつ、計4つの出場枠が与えられる
  • 各カテゴリの上位4チームがプレーオフに出場
  • 既にEURO2020出場権を獲得したチームは除外
  • プレーオフ出場が4チームに満たない場合は、下位カテゴリから補充

この方式のいいところは、カテゴリごとに出場権を与えているところです。

リーグCやリーグDに属しており、これまでならEURO出場なんて夢のまた夢といったチームにとっても、EURO出場が現実的な話になりますからね。

EURO2020では、リーグDから北マケドニアがEURO初出場を果たしました。

W杯予選は「強豪国の救済」

2022W杯で、ヨーロッパに与えられている出場枠は13。

予選ではUEFA所属の55チームを10のグループに分け、各グループ1位がW杯本大会の出場権を得ます。

残りの3枠は、プレーオフで争われます。

出場は、

  • 各グループ2位の10チーム
  • 各グループ3位以下のうち、UEFAネーションズリーグ2020-21の上位2チーム

の合計12チームで、ここでUEFAネーションズリーグが関係してきます。

EUROの場合は、リーグCやリーグDといった下位カテゴリにも出場権が与えられていることもあり、UEFAネーションズリーグの関与は、弱小国にもやさしいものになっていました。

しかしW杯予選の場合、恩恵を受けるのは全体の上位2チームだけであり、「強豪国の救済」の色が濃いです。

ヨーロッパのW杯予選はかなり厳しい戦いで、強豪国が敗退するケースも少なくありません。

2018年W杯予選ではオランダが予選グループ3位となり、プレーオフにすら進めず敗退となってしまいました。

オランダは、

  • 2010年W杯 準優勝
  • 2014年W杯 3位

の強豪です。

当時はUEFAネーションズリーグ設立前だったため、オランダには何の救済措置もありませんでした。

これがもし現在なら、プレーオフに出場できていた可能性は高いです。

UEFAネーションズリーグ2018-19では、オランダが準優勝していますからね。

W杯予選にとってUEFAネーションズリーグは、「強豪国の敗者復活」のような意味があると言えるでしょう。

サッカーW杯欧州予選の大会方式・視聴方法を徹底解説【DAZNで視聴可能】

UEFAネーションズリーグの視聴方法

UEFAネーションズリーグ2020-21は、ファイナルズがDAZNで配信されます。

UEFAネーションズリーグ・ファイナルズの日程
  • 2021年10月6日 準決勝 イタリア vs スペイン
  • 2021年10月7日 準決勝 ベルギー vs フランス
  • 2021年10月10日 3位決定戦
  • 2021年10月10日 決勝

イタリア、スペイン、フランスは、EUROもW杯も優勝経験のある実力国。

ベルギーは、FIFAランキング1位(2021年6月時点)の非常に強い国です。

この4ヶ国が激突するトーナメントですから、見ごたえがないわけがありません。

DAZNなら、追加料金なし・月額利用料だけで視聴できるのもうれしいところです。

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まとめ:UEFAネーションズリーグで代表強化

本記事では、UEFAネーションズリーグに関する次のような内容について紹介しました。

  • UEFAネーションズリーグとは
  • UEFAネーションズリーグの大会方式
  • UEFAネーションズリーグの視聴方法

親善試合は代表チームの強化に役に立たないという問題意識から設立されたこの大会、個人的にはおもしろいんじゃないかと思っています。

親善試合って、

  • 相手が本気じゃないことがしばしば
  • 勝っても負けても大勢に影響しない

ということもあって、面白味に欠けますからね。

注目度を高める意味でも、真剣勝負の場を増やすというのはいい考えじゃないかと思います。

今回は、以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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