Jリーグ中継に課金を決めた理由【DAZNなしでは7割以上の試合を見逃す】

ぴりおだ(@perilog00)です。

「Jリーグが見たいけど、有料放送やネット配信に加入するのは抵抗があるんだよな……」という方。

わかります。

私も昔はそうでした。

ただ、哀しいかな、現在の日本において、無課金で見られるJリーグ中継ってほとんどないんですよね。

地上波でJリーグの中継を観ようと思ったら、期待できるのは次の3つくらいしかありません。

  • J1開幕戦(NHK総合)
  • J1の優勝がかかった試合(NHK総合)
  • 地元クラブの試合(ローカル局)

NHK総合に期待できるのは、最初と最終盤だけです。

それでも、中継してくれるだけありがたいです。

ローカル局は、テレ玉のように試合数多めのところもあります。

が、さすがに全試合というわけにはいきません。

それに、そもそも視聴可能な地域も限られますからね。

どうしても、物足りないものがあります。

そんなこんなで悩んだ挙句、今の私は、DAZNに加入しています。

そして、DAZNに加入してやっぱりよかったな、と思っています。

というわけで今回は、Jリーグ中継への課金を迷っていた私が、DAZN加入を決断した経緯を紹介します。

同じように、Jリーグ中継への課金(=DAZNへの加入)を悩んでいる方の参考になれば、幸いです。

私がDAZNに加入した理由

これはもうシンプルに、

好きなクラブのJリーグの試合を全部見たい

と思ったからです。

DAZNは、J1、J2、J3の全試合をLIVE配信してくれますからね。

「応援しているあのクラブの試合中継がない」なんてことは、絶対に起こりません。

第1節から最終節まで、きっちり全試合視聴することができます。

「無課金」で頑張っていた時代

今でこそ、DAZNに加入して好きなクラブの試合を毎試合追い掛けることができている私ですが、かつては無料で見られる地上波のテレビだけで頑張っていた時代もありました。

要は、この3つに頼っていた、ということですね。

  • J1開幕戦(NHK総合)
  • J1の優勝がかかった試合(NHK総合)
  • 地元クラブの試合(ローカル局)

でもこれだけだと、見られる試合ってすごく少なくなってしまうんですよね。

「無課金」は、7割以上の試合を見逃す

テレ玉(テレビ埼玉)は、地上波としてはかなり多くのJリーグ中継をやってくれています

特に多いのが、浦和レッズの試合。

Jリーグ屈指の人気クラブで、熱狂的なファンを抱えていますからね。その地元のテレビ局ということで、Jリーグ中継にも力を入れてくれています。

ただ、そのテレ玉でもさすがに浦和の試合を全試合中継、というわけにはいきません。

中継があるのは、ホームを中心に年間10試合弱

2020年テレ玉の浦和レッズの試合中継スケジュール
2020年の試合中継スケジュール(テレ玉公式HP)

NHK総合での中継は、あったとしても1~2試合が限度ですから、

テレ玉視聴可能エリアに住んでいる浦和レッズのサポーター・ファンが無料で見ることのできる浦和のJリーグ中継は、

多くても年間10試合程度

ということになります。

J1リーグは年間34試合ですから、これは全体の3割にも達しません。

Jリーグ中継の多いテレ玉であってもこれですから、

  • テレ玉視聴可能エリア在住ではない
  • 浦和のファン・サポーターではない

とかになると、7割をはるかに超える試合を見逃すことになってしまうわけです。

Jリーグは、ホーム&アウェー方式の2回戦総当たりという式を採用しています。

この方式は、リーグに参加するすべてのチームと2回ずつ対戦することになりますので、18チームが参加しているJ1リーグの場合、

17チーム × 2試合 = 34試合

となります。

なお、J2、J3は、J1とは参加チーム数が違いますので、当然試合数も異なります。

Jリーグのチーム数(クラブ数)については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

Jリーグのクラブ数は50以上! クラブがない県もある?

「有料」に対する抵抗感

好きなクラブのJリーグの試合が3割弱しか見られない、というのはさすがに物足りないものがあります。

年間34試合のうち、24試合は、

後から結果とハイライトをチェックするだけ

というのは、何とも味気ないものがありますからね。

ただ、それですぐにJリーグ中継への課金に踏み切ったのかというと、そういうわけでもありませんでした。

「有料」への心理的な抵抗感は、そんなに簡単に拭えるものではなかったからです。

ある友人からの言葉

好きなクラブのJリーグの試合は、全部見たい。

でも、できればお金は払いたくない。

そんなちっぽけな葛藤を続けていた私に、ある友人が言いました。

「月額利用料って、スタジアムで1試合観戦するのと同じくらいだよね? それで月に3~4試合見ることができるんだったら、むしろ安いくらいなのでは?」

スタジアム観戦には、スタジアム観戦にしかない魅力があります。

ですから、ネットやテレビの中継で観戦するのと同列に語れません。

ただ、どういうわけか当時の私には、その友人が言い放ったこの言葉が胸に刺さりました。

1試合スタジアムに観に行ったと思えば、安い

頭の中でリフレインする友人の言葉は、私の背中を強く押しました。

そうして気が付くと、私はJリーグ中継に課金するようになっていたのです。

DAZN加入を後押しした3つの要素

DAZNについては、次の3つの要素も加入に向けた抵抗感を小さくしてくれたと思っています。

  1. 設備への追加投資が不要であること
  2. 初回1ヶ月無料期間があること(現在は廃止)
  3. 解約がネットで簡単にできること

設備への追加投資が不要

DAZNは、インターネット環境さえあれば見ることができます。

新たにCSアンテナを設置するとか、チューナーをレンタルするとかいった手間は一切かかりません。

極端な話、スマホがあればOKです。

あまり注目されることはありませんが、これって結構大きいんじゃないかと個人的には思っています。

新たにCSアンテナの設置工事が必要になる、とかだと、手間も費用もかかってしまいますし、1ヶ月だけ試してみるということもやりにくいですからね。

実際私も、初期投資を嫌って有料CS放送への加入を見送ったことがありました。

その点DAZNには、そうした心配がありません。

今あるインターネット環境を、そのまま使うことができます。

初回1ヶ月は無料

DAZNの場合、かつて存在した初回1ヶ月無料というのも大きかったです。

それも単に最初の1ヶ月が無料になるというだけでなく、

最低利用期間などはなく、無料期間だけで解約もOK

というのが、加入に向けた抵抗感を小さくしてくれました。

新たな設備も必要ありませんから、1ヶ月試してみて「やっぱりやめようかな」と思っても、一切費用はかかりませんからね。

ただ、現在この初回1ヶ月無料はなくなってしまいました。

解約がネットで簡単にできる

解約がネットで簡単にできる、というのも、DAZN加入の抵抗感を低くしてくれました。

Jリーグのシーズンって、3月に始まって12月に終わる、ということが多いんですよね。
※年によって若干の違いはあり、2月末に開幕する年もあります。

するとシーズンオフである1月と2月はDAZNを使わなくなってしまうので、

12月に1度解約して、3月から再契約

という方法が経済的なのですが、これが非常に簡単にできます。

DAZNはJリーグ以外のスポーツも視聴可能なので、年間通して利用したい、という方にはあまり意味のないメリットなのですが、個人的にはこの手軽さが非常に気に入りました。

電話だと、つながらなかったり、あれこれ聞かれたりと面倒なこともありまますが、DAZNの場合、それはありません。

5分もかからずに、解約が可能です。

なお、シーズンオフに1度解約、という方法をとる場合、

ドコモユーザーの方で、2020年9月30日までに「DAZN for docomo」を契約した方

は注意が必要です。

というのも、一度解約してから再契約すると、月額利用料(税込)が

1,078円 → 1,925円

と上がってしまうからです。

これは、2020年9月30日で、ドコモユーザーに対するDAZNの利用料割引が終わったことが関係しています。

詳細は、NTTドコモの報道発表資料をご確認いただきたいのですが、解約しなければ、月額1,078円(税込)のまま使い続けることができます。

ネット配信の2つの不安

ネット配信によるスポーツ中継では、次の2つが気になるところですね。

  1. 遅延や画像の乱れが発生するのでは?
  2. 録画ができない

これについても、DAZNについてはほぼ問題ないと考えていいと思います。

遅延や画像の乱れはほとんどない

DAZNはネット配信なので、遅延や画像の乱れが気になる方もいるのではないかと思います。

確かに、DAZNでのJリーグ中継が始まった当初は

  • 映像がなかなか映らない
  • 中継トラブルで試合が見られない

といった状況は発生していました。

ただ、私が使用している限り、最近はそうした問題はまったく発生していません。

試合は普通に見ることができますし、Wi-Fiなど、自宅の通信環境によるものを除けば、画像が乱れることなどもないですね。

テレビと比較すると、画質が落ちることは事実です。

とはいえ、サッカー中継を見るにはまったく問題ないレベルですので、Jリーグ中継は、

DAZNでまったく問題なく見ることができると考えていい

と思います。

DAZNには見逃し配信がある

テレビと違って、録画ができないのがネット配信の弱みです。

生中継での観戦が難しいときは、録画で対応したいところですよね。

DAZNもご多聞に漏れず、録画はできません。

ただ、「見逃し配信」があるので、生中継を見逃した試合でも、約1ヶ月は後から見ることができます。

もちろん、フルタイムでの視聴が可能

この仕組みがうれしいのは、テレビと違って、自分で設定をしなくてもいいところです。

録画を忘れた、という悲惨な事態が絶対に起こりません。

また、期間中であれば何度でも視聴が可能なので、気になった場面をもう一度見直したい、という場合にも利用することができます。

この仕組みは非常にありがたく、私も頻繁に利用しています。

まとめ:好きなクラブがあるならDAZNはおすすめ

DAZNに加入したことの最大の利点は、やはり、

好きなクラブのJリーグの試合が確実に見られる

ということです。

月並みですが、週末が本当に楽しみになります。

Jリーグ中継に課金する前にやっていた、

「週末の試合、どこかで中継してくれないかな…… と思いながら、Jリーグ公式サイトのテレビ配信ページを何度もチェックする」

「中継がなかった試合の、結果とハイライトだけを後から確認する」

とかの切ない行為もすっかりなくなりました。

あれほど気にしていた月額利用料も、今ではまったく気になりません

それほどまでに、週末に好きなクラブの試合が見られるという歓びは大きいです。

今回は、以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

アニメとサッカーを見るのが好き。
累計視聴数は400本を超えていて、今も増え続けています。

作品を見て、感じたこと、考えたことを書いています。