ぴりおだ(@perilog00)です。
いきなりですが、私はサッカーを見るのが好きです。
Jリーグは開幕初年度に当たる1993年から見続けていますし、ワールドカップは日本代表が出場する以前から見ています。
四半世紀を超える長い観戦歴の中では、応援しているチームの低迷期もありました。
でも、サッカー観戦に飽きたり、もう見るのを止めにしようと思ったことは一度もありません。
サッカー観戦は、余暇を充実させる方法の1つになり得ると思っています。
今回は、そんなサッカー観戦の魅力と、私なりの楽しみ方について紹介していきます。
サッカー観戦が好きになると?
週末の楽しみが増える
私が「サッカー観戦が好きになってよかったな」と1番に感じるのは、とにかく週末が楽しみで仕方がなくなることです。
サッカーのプロリーグ(日本ではJリーグ)の試合は、基本的に週末に開催されるからです。
「サッカーなんてなくたって、週末は楽しみだよ!」という方がほとんどかもしれません。
でも、サッカー観戦が好きだと週末がもっと楽しみになるんですね。
朝から試合のことばかり考えてしまいますし、1日の予定も試合観戦を中心に組み立ててしまったりします。
これは、スタジアムに足を運んでの観戦でなくても同じです。
応援しているチームが勝利したときなどは、翌週の火曜日くらいまで機嫌よく過ごすことができます。
平日の試合は得した気分になる
サッカーはプロ野球のように、1週間のうち6日は試合がある、というわけにはいきません。
選手の疲労度が大きいスポーツですから、1週間に1試合が理想です。
ただ、多くのプロサッカーチームは複数の大会に参加しており、しかもそれらが同じ期間に並行で開催されているため、1週間に1試合だけというわけにはいきません。
1週間に1試合だと、週末のリーグ戦にしか参加できないですからね。
そのため、平日にも試合が開催されることがあります。
そしてこの平日開催が、サッカーファンには嬉しいんですよね。
Jリーグのチームの場合、平日の試合は水曜日に組まれることがほとんどですが、この週はとても得をした気分になります。
いつもは1週間待たないといけない次の試合が、2、3日で見られるわけですからね。
プロサッカークラブが出場する複数の大会には、大きく分けて、
- 国内リーグ戦
- 国内カップ戦
- 国際カップ戦
があります。
J1リーグのチームの場合、
- 国内リーグ戦:J1リーグ
- 国内カップ戦:ルヴァンカップ、天皇杯
- 国際カップ戦:AFCチャンピオンズリーグ(ACL)
となります。

週1、2試合がちょうどいい
ここまで読んで
「多くても週2。ちょっと物足りなくない?」
と思われた方もいるかもしれません。
確かに、ほぼ毎日試合があるプロ野球などと比較すると、週2試合で喜んでいるサッカーファンがかわいく見えてしまうかもしれません。
ただ、これはかなり個人的な感想ではあるのですが、応援しているチームの試合は週1試合か2試合くらいがちょうどいいと思っています。
それ以上になると、時間的に追い掛けるのが難しくなるからです。
サッカーの場合、1試合観戦するのに2時間は必要ですからね。
特に社会人の方は、週に6試合とか開催されても、応援しているチームの試合全部を見るのはなかなか難しいでしょう。
しかし週に1試合、時々2試合という程度であれば、応援しているチームの公式戦全試合を追い掛けることは不可能ではなくなります。
「別に全試合見なくても、見られる試合だけ見ればよいのでは?」
という意見はもっともです。
ですが、応援しているチームの試合は全部見たくなってしまうのがファンの心理です。
ですから、週に1、2試合というのは非常にありがたいペースです(逆説的ではありますが)。
サッカー観戦の楽しみ方
最初にやっておいた方がいいこと
当たり前ですが、サッカー観戦に楽しみ方の作法などはありません。
それぞれ、好きなように楽しめばいいのはもちろんです。
ですが、1つだけ絶対にやっておいた方がいいことがあります。
それは、応援するチームを決めることです。
これもまた当たり前の話ではあるのですが、応援するチームがあるのとないのとでは、サッカー観戦の熱量がまったく違ってきます。
ですので、「余暇の楽しみに、サッカー観戦をしてみようかな」と思った方は、まず最初に応援するチームを決めておきましょう。
応援するチームの選び方
どのチームを応援するか、も当然自由です。
好きなように決めて構いません。
ですが、もし「どのチームを選んだらいいかわからない」という場合には、住んでいる場所の近くにホームスタジアムがあるチームをおすすめします。
理由はシンプルで、スタジアム観戦がしやすくなるからです。
プロサッカーの試合は、
- 自分たちのホームスタジアム
- 相手のホームスタジアム
- どちらのホームでもないスタジアム
のいずれかで開催されます。
このうち最も開催試合数が多いのは当然「①自分たちのホームスタジアム」ですから、住んでいる場所の近くにホームスタジアムがあれば、多くの試合で気軽にスタジアム観戦ができるようになります。
「スタジアム観戦まで考えてない」という方でも、サッカー観戦が好きになれば、絶対スタジアムに行きたくなりますからね。
どのチームを選んだらいいかわからない、という方は、近くのチームを選ぶことをおすすめします。
幸い、JリーグにはJ3まで入れれば50以上のチームが参加していますので、多くの方が「近所のクラブ」を見つけることができるんじゃないかと思います。

各クラブのホームスタジアムの情報は、Jリーグ公式サイトに載っています。
「チームの意図」を考えながら観戦する
ここからは、私の個人的なサッカー観戦の楽しみ方を紹介します。
私がサッカーを観戦するとき、最も注目しているのは「チームの意図」です。
「戦術」と言ってもいいかもしれません。
どのチームも基本的には、
- どんな方法でゴールを奪おうとしているのか
- どんな方法で相手の攻撃を防ごうとしているのか
といったようなことを準備して、試合に臨んでいます。
当然ですが、この内容が事前に明かされることはありません。
そのため外部の人間は、ピッチに立つ選手の並びや動き方などから、その中身を推測する必要があります。
そして実はこの作業が、サッカー観戦で一番楽しかったりします。
ミステリーの謎解きに、少し似ているかもしれません。
1つ1つのプレーから、チームのやろうとしていることを解き明かしていくという感じですね。
ただ、「戦術分析」というほどレベルの高いものでも、専門的なものでもありません。
試合を見ながら、「多分、こうなんじゃないかな」「こんなことをしたいんだろうな」といったようなことを、考えている程度のものです。
それでもサッカー観戦は楽しいですし、試合を見るのは楽しみになります。
知識は必要
「レベルは高くないし、専門的でもない」と書きましたが、チームの意図を推測しながらサッカーを観るために、ある程度の知識は必要になります。
サッカーの戦術について書かれた本や戦術分析のブログはたくさんあるので、興味のある方は読んでみると良いでしょう。
初めての方や、何を読んでよいかわからないという方におすすめなのは、この1冊。
らいかーるとさんという戦術クラスタの書かれた本で、サッカーをどうやって見たらよいのかがよくわかる内容になっています。
最後の章に、2019年の日本代表の試合を題材にした具体的な戦術分析例もあるので、参考になると思います。
サッカーの試合はどこで見られる?
サッカーはスタジアム観戦以外に、テレビやネットでの放送・配信があります。

どこで放送・配信されるかは大会によって異なります。
Jリーグのチームを例に取ると、
といった感じ。
地上波で中継があるケースもありますが、限定的ですね。
たっぷり楽しむなら、DAZNやスカパー!への加入が必要になります。
ただ、どちらも有料サービスなので、月額利用料はかかります。
両方に加入するのはキツいというなら、おすすめはDAZNです。
DAZNはリーグ戦の中継をやっているので見られる試合が多いですし、追加料金なしで日本代表やヨーロッパのリーグも見ることができるからです。
- J1リーグ :34試合
- ルヴァンカップ:最大13試合
- 天皇杯 :最大7試合
※ルヴァンカップ、天皇杯はトーナメントを含む大会なので、負けたらそこで終了です。

そもそも、応援しているクラブがどの大会に出場しているのか知りたい、という方にはこちらの記事で詳しく紹介しています。

まとめ:サッカー観戦は楽しい
本記事では、余暇の楽しみの1つとして、サッカー観戦を紹介しました。
サッカー観戦が好きになると、とにかく週末が楽しみになります。
そのためにはまず、応援するチームを決めましょう。
サッカーは基本週に1試合、時々2試合というペースなので、全試合を追い掛けることも可能です。
個人的な楽しみ方として、チームの意図を読み解きながら見るという方法がありますが、それを試みるには少し知識が必要。
でもそんなに、肩ひじ張る必要はありません。
間違ったっていいんですから。大事なのは楽しむことですからね。
今回は、以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。