随筆– category –
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友人の結婚式で出会った、一人ぼっちの人見知り【いなり、こんこん、恋いろは。】
人見知りは、実に厄介な性質である。 知っている人たちが相手なら、明るく楽しく、いくらでも話をすることができる。でも、そこにあまり仲良くない人や知らない人がやってくると、途端に委縮してしまう。顔が強張り、口数が極端に減り、モジモジと身を捩ら... -
「知らないことは恥」と本気で思っていたあの頃【ロードス島戦記】
前回も少し触れた、録画した作品がしこたまたまっているHDD。 その中に、『ロードス島戦記』があった。 録画自体は2013年放送のものだったが、制作時期はもっと古い。1990~91年にOVAで発売されているのが初出だから、録画した時期から遡っても20年以上前... -
失われた記憶を求めるためには、それなりの覚悟がいる【黒執事 Book of Circus】
ちょっと前に、『黒執事 Book of Circus』というアニメを見た。 この作品、人気シリーズ『黒執事』の第3期に当たる。第1期が『黒執事』で、第2期は『黒執事Ⅱ』だ。 ……別に間違ってはいない。『黒執事 Book of Circus』は確かに『黒執事』の第3期だ。wikipe... -
「やめられない、とまらない」歴史好きの厄介な習性【ノブナガ・ザ・フール】
歴史好きの厄介なところは、歴史が絡む物語にうるさいことである。 と、いきなり主語デカで始めて見たが、もちろんすべての歴史愛好家がそうである、というわけではない。 どんなに史実と違った話が展開されても、満面にたたえたアルカイック・スマイルを... -
少し前のアニメを見て思い出した、「初めての一人暮らし」のときに心配していた事【夜桜四重奏 〜ハナノウタ〜】
映画やアニメを見ていると、「地域の人たちとの温かな交流って、いいよね!」みたいなことを感じさせてくる作品に出くわすことがある。古くは『ALWAYS 三丁目の夕日』、アニメだと『たまこまーけっと』なんかがそうだ。 少し前に見た『夜桜四重奏 〜ハナノ...
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